初めてオファーを出す
前のas isの家のすぐあとに、私たちはとある家にオファーを出しました。
- ランチスタイルの家。
- 3ベッド2バス+ガレージの上にボーナスルーム。
- 小中高どれも高レーティング。
リスティングが出てその日にみにいきました。
どれだけはりついてサイトを見てたかがわかりますねw
ランチスタイルの家は見るのがこの家が初めてだったのですが、オープンなつくりで、入った時に、開放感があって、一目惚れ。
セパレートプランで、リビングダイニングキッチンを挟んで片側にマスタースイート、逆側に残りのベッドルームとバスルーム。
ボーナスルームへの階段はキッチンにあり、ドア付きなので、防音になる。
この物件は、まだ売り手が住んでいたので、家具はあったのですが、オーナーが留守の間に見れたので、じっくり見れました。
家具があるのに狭く感じなかったのもよかったです。
1番よかったのは裏庭。
広く、ほぼ平らで、ただの芝生ではなく、木も邪魔すぎない程度にありました。
これは!と思って、帰ってオファーを出すことに。
この頃は3月でしたが、前にエージェントがクロージングをいつするかは交渉次第、特にまだ住んでる場合は嫌がられないということを言っていたので、5月のクロージングで。
リスティングの値段そのままにクロージングコスト5Kをあちら側にカバーしてもらうというかオファーでした。
クロージングを5Kカバーしてもらうのは、スタンダードだとエージェントが言っていたので。
しかし、やはりとてもステキな家だったので、もう1つオファーがきてると。
私たちのオファーの方がいいけど、オーナーの引越し先が翌週クロージングで、できるだけ早く、こちらのクロージングしたいから、クロージングを早めにできないかと。
旦那はどうしても、5月にクロージングしたかったので、クロージング時期は変えず、クロージングコストをこちらが負担というオファーを出しましたが、結局ダメでした。
まだ家具がある状態で、リスティングが出たばかりだから、いけるかなーと思ったのですが。
私たちのオファーは、バックアップオファーとして残したいと言われたのですが、それなら最初のあちらが5Kクロージングコスト負担のオファーでということで、オファーを出し直し、バックアップオファーとして残してもらいました。
もしも、採用した方のオファーに何かあった時、私たちの方のオファーを取ることになるというシステムらしいです。
その淡ーい期待を胸に、他の物件を見つつも、この家もサイト上でストーキングしてたのですが、当たり前ながらそのまま、私たちのオファーよりも10K安く売れて行きました。
前にエージェントに、早めに家を見つけておいて損はない、少し先にクロージングでありがたがるオーナーも多いと言われてましたが、この経験のおかげで、今は早すぎるのでは…?このエージェントで大丈夫かな?と少し不安になりました。
As Isは要注意
この後、いくつかの家を見た中で、衝撃的だった家が1軒。
- 4ベッド3バス+地下室。
- 写真で見る限りいい。
- 学校の条件も小中高999といい。
- 私たちが見つけたちょっと前に、マーケットに戻ってきた物件。
- バイヤー側の経済関係の理由で戻ってきたとのこと。
その家の前でエージェントから『昨日までは書いてなかったけど、今日確認したらAs isって書いてあったから、期待はしない方がいいかも…』と言われました。
入ってみると、まだ売り手が住んでいて、Sale by Ownerの家の人もパジャマだったけど、パジャマの方がマシかな?みたいな格好で現れましたw
リビングは大丈夫そうだったけど、キッチンを見てビックリ。
サイトに載せてた写真では分からなかった床がひどい。
ビニール製の床を剥がして、下の木がむき出し。
しかも、ディッシュウォッシャー周りの木がどう見ても腐ってる。多分見えてない範囲も…。
帰ってから写真を見直したのですが、床を剥がす前に撮った写真をサイトに載せてたと思います。
その後、その他の部屋を見たかったのですが、1つの寝室には寝てる人がいたり、他の部屋では仕事してる人がいたり、見せる気あるのかな…?という感じw
地下室では、薄暗い中、朝からポテトチップスを食べながら横になってるおばあさんがいて、変な声が出ました。
地下室で、驚いたのはそれだけではありません。
さっきのキッチンの床の真下。
その部分だけ天井が外されてました。
その部分のカーペットも大きく広がるシミ。
どれだけ水漏れしたのかな???
これはないな…と家を出ると、家を少し離れてから、エージェントも『ここはやめたほうがいい』と話しかけてきました。
理由としては、
- キッチンだけでなく全体的にコンディションが悪い
- すごくいいネイバーフッドだから、この状態でもこれ以上値段が下がることはない
- 床を調査するなら、キッチン周りの全部のカーペットをはがさなくちゃ、どこまで腐ってるかわからないから、インスペクションだけでかなりの額になる
などなど。
『写真で見たときは本当によさそうだったのに、残念だったね。多分長い間あの状態だったのに、突然as isって付け加えるのもずるいから、もしも気に入ってるんだとしても、本当にオススメできないよ』って言われました。
エージェント曰く、as isで売ると書いてある家には要注意、大抵、住むなら直してほしい問題があるとのこと。
たしかに、as isと書いてあるリスティング、写真で見てもひどいのも結構ありましたが、これは当日まで書かれてなかったし、使ってる写真も昔のものだったし、そもそも、気に入らなかったけど、気に入ったとしても信用できるセラーではないですよね…。
マーケットに戻ってきたのも、買い手じゃなくて、売り手の問題じゃないの?とまで疑ってしまいましたw
Sale by Ownerの家
この翌日、オーナーが直接売ろうとしている家を見に行きました。
ここは、とにかく学校関係の条件がよかったんです。
小中高と評価は9。しかも、全部徒歩圏内!
そして、前日気に入った家と同じスプリットレベル。
家の裏庭の後ろは森林公園で、開かれることがない。
写真で見る限りきれい。
見に行くと、いいところもたくさんあったけど、がっかりしたところもたくさんありました。
よかったのは、
- マスターバスルームのトイレが個室
- オーナーがリスティングより9Kさげてもいい、クロージングコストも全部出すと言っていた
悪かったのは、
- オーナーが付いて回ってくるので、細かいところまで見られない
- ガラージがunfinishedな状態
- 家具がごちゃごちゃ置いてあったので、本当にどうなってるのかわからない
- 4ベッドルームと書いてあったけど、実際は3ベッドルーム+ボーナスルーム
家具どころか、キッチンは洗う前のお皿も置いてある状態でした。
オーナーもパジャマのままだったのは衝撃的でしたw
これは、前日のと比べるとないなという感じだったので、前日のにクロージングは5月でとオファーを出してみることにしたのですが、エージェントが問い合わせた時には、under contractになってました…。
素敵な家だったもん、当たり前だよねー、まだまだ時間あるし大丈夫だよ!と、あの時は思っていたのですが、なかなか見つからず、私たちはこのオーナー直売り物件にもう一度戻ることになります…。
それは、またいつか書きますね。
ところで、この家、zillowで見つけたのですが、他の不動産サイトだけでなく、エージェント用のポータルにも載ってなかったそうです。
Sale by Ownerの家でも、どこかのサイトに載せてあれば、大抵エージェント用のポータルには載ってることがほとんどだそうですが、たまに、サイトに載せず、家の前にSale by Ownerの看板立ててるだけの家もあるそうなので、そうなってくると、もう、どうしても住みたい地域をドライブしまくるしかないですね…。
この家は、多分内見しにくるのが私たちが初めてで、誰も気にかけなかったのかも…とのことでした。
ちなみにSale by Ownerの家、地域にもやると思いますが、エージェントによると、truliaに多く載ってるらしいです。
内見し始める
エージェントと会ったのは2月後半。
私たちが引っ越したいと思っていたのは5月後半から6月頭。
エージェント曰く、
- 家にオファーを出してから、クロージングまでに1ヶ月はかかる
- それ以上かかる場合もよくある
- 早めに家を見つけておいて、損はない。
- セラーがまだ家に住んでる場合もあるし、クロージングが少し先で、逆にありがたがる売り手もいるし、嫌がられることは少ない
とのことだったのと、私たち自身が家に求めるものが
- 3ベッドルーム2バスルーム+夫のオフィススペースにできる個室
- 小学校の評価が8以上
- できれば中高もいい方がいい
と、そこまで細かくなかった?ので、とりあえず、どんな家が気にいるのかを確かめるためにも、翌週末から家を見て回ろう!ということになりました。
私たちはネットで気になる物件探し。
エージェントからは、エージェント用ポータルで見つけてくれた家のリストをもらいました。
その中から最初の週末は3軒ほど見て回りました。
ビギナーズラックだったのか、その中の1軒にドンピシャな家が!
スプリットレベルという作りで、そこは、玄関から地下と2階に別れた作り。
- 2階側にキッチン、リビングスペース、3ベッドルーム、2バスルーム
- 地下にin-law suite(キッチン、バスルームつき)、オフィススペース、ランドリールーム、ガラージ
何よりも、思っていたより広かったんです。
リスティングは1700sqft程度だったはずなんですが、エージェント曰く、2200spftぐらいあると。
桃州は、リスティングに載せる時の住居面積を、正確に載せなくてもいいんです。
エージェントによると、税金をちょろまかすために、in-law suiteの部分を載せず、全体的に少なめに書いてるんじゃないかな、とのことでした。
脱税に厳しいイメージのアメリカでそんなことしていいんだ…。
もう、これは!!!とこの時思ったのですが、この時、翌日にオーナーが直接売ろうとしてる物件を見る予定だったので、それを見てから考えようと思ったんです。
それに、まだ最初だし。
翌日見る予定の家も、素敵だったし(写真では)、似たような作りだったし。
しかし、この最初の素敵な家が素敵すぎて、この後、私たちはなかなかこれぞ!!!という家に出会うのに、長らくかかることになりました…。
スマホで検索
エージェントと会ってから、私は、暇さえあれば、スマホで不動産サイトをのぞいてました。
それこそ、朝、昼、晩とやたらのぞいてました。
有名どころのzillow、realtor.com、homefinder、truliaを最初はのぞいていたのですが、一番使ったのはzillowとrealtor.comでした。
理由としては(あくまでもスマホサイトでは)、その物件がアサインされてる学校のレーティングが載っているから。
小学生がいるので、小学校のレーティングが高めのところを探していたので、リスティングに一緒に載っているこの2つは使いやすかったです。
CMで見たredfinでもレーティングは載っているのですが、プロパティヒストリーが載ってないことが多かったので、あまり使いませんでした。
なぜ2つを使っていたかというと
- どちらかにしか載っていないリスティングがある
- 載せられている情報や写真が違う
- オープンハウスの情報はどちらかにしか載ってないケースが多かった
などの理由でどちらも見てました。
どちらかにしか載ってないリスティングがある
ほとんどのリスティングはどちらにも載ってるのですが、オーナーがエージェントを通さず売る家は、片方にしか載ってないことも多かったです。
そうでない物件は、realtorにだけ載っているリスティングはzillowで検索すると数日前にpendingになった形跡があったり、またその逆もありました。
最初は気になった物件をバンバンエージェントに送っていたのですが、何件も送って、ぜーんぶpendingだったよっていうこともあり、念のためどちらでも調べるようになりました。
まあ、そんなことをしても、何週間も前に売れてる物件がactiveとして出てたりしたんですけどね…。
載せられている情報や写真が違う
私たちは、3ベッドルーム2バスルーム+オフィスにできる個室がある家を探してました。
州にもよると思うのですが、我が桃州は、間取りを載せなくていいので、書いてある情報がすべて。
なのに、片方にはほとんど説明が書いてなかったり、片方にはほとんど写真が載ってなかったりということもありました。
ベッドルーム数、バスルーム数はきちんと書いているとおもうのですが、その他の部屋数を正確に書かなくてもいいみたいなんです。
なので、オフィスにできる個室があるとか、ボーナスルームがあるとか、書いても書かなくてもいい。
4ベッドルームの家なら確実なのですが、3ベッドルームの家だと、どちらかに何らかのボーナスルームの情報がないか、どちらでも探してました。
一度、どちらにも載ってなかったけど、居住面積が広いから行ってみたらあるかも?と思って寄ってみたら、記載より2部屋多かった物件もありました。
日本みたいに間取りを載せてくれてればなあ…。
オープンハウスの情報はどちらかにしか載ってないケースが多かった
どっちかにしか載ってないから、本当にやってるのかな?と不安になりながら行ったオープンハウス、たいていきちんとやってました。
OpendoorとOfferpadのオープンハウスは、zillowにしか載ってなかったです。
↑の2つにはとてもお世話になりました。内見した物件数が多いのはこの2つのアプリのおかげです。
あ、あと、zillowはzestimateという、zillowが出してる予想金額が載ってます。
地図でも、周りの家の予想金額をだしてくれます。
エージェントとオファー金額の話し合いをするとき、これらも参考にしました。
あと、どちらも見てたのは、ひたすらに時間があったからというのもあると思います。
もしも、ここが最強!というところがあったら、教えてください!
エージェントとローン
エージェントを雇ったほうがいいと言われたはいいものの、こちらに引っ越してきて、ほとんど知り合いもいない状態のままだった私たち。
夫の会社は基本自宅勤務。なので、会社は同じ州にあるのですが、ほとんどの人が同じ州に住んでません。
家の近所の人たちも、ほとんど会わないままだったので、そんなこと聞いていいのかなと謎の気遣いで聞かず、通っているESLの人に紹介してもらった人はすでに引退されてました…。
結局、夫の会社の社長から紹介してもらった人に連絡をとったのですが、連絡がなかなか返ってこないままフェードアウト。
ネットで見つけた人に何人か連絡を取った中、会って話そうとなったのがたった1人で、とりあえず会ってみることに。
話した感じ、やる気もある、誠実そう、若くて対応できる時間に柔軟性があるなど、フェードアウトの後だったので、好感触で、彼に決めました。
その時話したのは、どんな地域で家を探してるのか、家の条件(我が家は3ベッドルーム2バスルーム以上+オフィスとして使える個室)、引っ越したい次期(5月か6月)、ローンのこと、家購入にかかる費用のことなど。
私たちの完全なる調査不足でしたが、クロージングコストが結構かかるかもしれないことがこの時にわかり、今の貯金では、頭金は払えても、クロージングコストが払えるのか不安になりました。
交渉次第で値段が変わるのはわかっていても、どうなるかわからないし…。
一瞬、購入をもう1年待とうかなと思ったのですが、そこでエージェントに紹介されたのが、FHAローン。
FHAローンを組むには条件がありますが、コンベンショナルローンに比べて頭金が少なく済むローンです。
買える家にも条件がついてきます。
自治体によりますが、250,000ドルまで。そして、前のオーナーが60日以上持っていた物件のみ。コ
そして、Morgage Insuranceをローン返済中、ずーーーっと支払い続けなければなりません。
なので、返済合計額は高くつくかと思います。
どうしても引っ越したかった私たちにはありがたく感じ、エージェントから紹介された銀行のFHAローンのpre-approvalを得ました。
探してたあたりだと、250K以下でも、素敵な物件がまあまああったし。
私たちが購入する予定の家がこのローンの条件に合わなかったので、結局コンベンショナルローンを使うことになりましたが、本当にその時は、一縷の望みのように感じました。
でも、このローンのせいで通らなかったオファーもありました…。それはまたいつか書こうと思います。
ここから、私たちは30近くの物件を見て、4つのオファーを出しました。
この度、やっと本決まり(予定)です。
家購入を考え始めたころ
去年の夏、夫の転職に伴い、今の賃貸の家に引っ越してきました。
州をまたいでの引っ越し。家を探したのはネット。
一応、夫だけで家の下見をしてもらい、今の賃貸に決定したのです。
しかし、管理会社が本当によくない。
まず、家賃を自動引き落としの設定にしたんです。
確認メールも来ました。
が。
システムがうまくまわってなかったから???初回の引き落としがされておらず、延滞料金を何日分かとられた後に、先月分入ってませんとのメール。
文句を言いましたが、こちらの責任ではないの一点張り。
その数日後に強制退去のお知らせが届きました。
もちろん、その前に支払ったので強制退去はまぬがれましたが。
管理会社のことをググると、他の金銭トラブルで法的措置をとってる元住人も結構いる様子…。
家を借りるのに、無知だったのと急いでたのもあり、お恥ずかしながら、そこまで見ておらず…。
住み始めて一か月で、リースがあがるときに引っ越すことを決意しました。
州によっては、契約期間内に引っ越す際、違約金を払えば済むところもありますが、今の州は、期間内に引っ越すと、残りの分の家賃を大家が要求することができるので、その時すぐにでも引っ越したかったのですが我慢。
この金銭トラブルだけでなく、修理の依頼に対する対応なども悪く、どんどん印象は悪くなる一方です。
家を買うなら、そろそろ考えなくちゃいけないのかなと思ったのが2月。
とりあえず、どれぐらいの値段で家が買えるのか、zillowやrealtor.comで家をながめてました。
夫は、両親や姉に相談。エージェントを雇ったほうがいいよと言われ、エージェント探し。
そんなレベルの初心者夫婦の家購入への道なので、本当にお役に立たないかとは思いますが、よければお付き合いください。